関西スーパー、4店舗の新設効果で営業益53%増、2010年4~9月期

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 関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市)の2010年度上半期(4~9月期)の連結業績は、4店舗を新設した効果で営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が前年同期比4.1%増の576億7100万円となり、販売管理費の伸びを0.7%増に抑えたことから、営業利益は53.0%増の5億6300万円となった。

 単体の既存店売上高は0.3%減とわずかながら前年実績を下回った。価格競争の激化から粗利益率も23.6%と0.4ポイント低下した。一方、店舗運営のローコスト化を進めるために、加工食品の補充作業を営業時間外に集中して行ったり、一般食品・菓子や雑貨に続いて日配食品についても自動発注システムの実験を始めたりするなどの取り組みを行った。

 上半期の業績が予想を上回ったことから、10年度通期(11年3月期)の業績予想を若干引き上げた。営業収益は従来予想比1億7000万円増の1159億1000万円(前期比4.5%増)、営業利益は同じく9000万円増の16億8000万円(22.2%増)を見込む。

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