【ホーマック】創業家出身の石黒靖規副社長が社長に昇格

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 ホームセンター最大手のDCMホールディングスは、中核子会社の一つであるホーマック(札幌市)の新社長に石黒靖規副社長(47歳)が昇格する人事を発表した。現社長の柴田憲次氏(64歳)は代表権のない会長に、会長の石黒靖尋氏(74歳)は取締役相談役に退く。

 石黒靖規氏は東洋大学を卒業後、1991年9月に石黒ホーマ(現ホーマック)に入社、99年に取締役北海道商品統括部長、2007年取締役副社長に就任した。08年からはDCMの取締役を兼務している。社長就任は3月1日付。

 DCMが同時に発表した2010年3~11月期連結業績は、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が前年同期比2.0%減の3207億円、営業利益が3.8%増の117億円と減収増益だった。11年2月期通期では営業収益4212億円(前期比0.4%減)、営業利益130億円(9.5%増)を見込む。

 DCMはホーマックのほか、カーマ(愛知県刈谷市)、ダイキ(愛媛県松山市)の有力ホームセンター3社を傘下に持つ。

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