ファミマ、大型物流施設内の店舗に飲料陳列ロボを導入

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ファミマ 自動陣列ロボ
1日24時間稼働し、人に代わって約1000本の飲料陳列業務を担う

 ファミリーマートは、大型物流施設内で新規オープンする店舗に飲料の補充陳列を行うロボットを導入する。ロボット技術ベンチャーのTelexistence(テレイグジスタンス、東京都中央区)が開発した新型ロボット「TX SCARA」を採用。同ロボットの導入は、「ファミリーマート経済産業省店」(東京都千代田区)に次いで2店舗目となる。

 9月に第1期部分が完成した大型物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原」(神奈川県相模原市)内で、11月11日に開業する「ファミリーマートALFALINK相模原店」にTX SCARAを導入。バックヤードでの飲料の補充陳列をロボットが担う。

 同ロボットはAI(人工知能)によって自動制御され、店舗の販売実績データを学習することで、時間帯や季節によって変化する売れ筋に合わせ、陳列のタイミングを最適化する。

 GLP ALFALINK相模原は、日本GLPが開発する国内最大級の物流施設で、総延床面積は67万4000㎡。23年6月までに敷地内に4つの物流棟を建設する計画で、佐川急便や西濃運輸などが入居する予定。敷地内にはカフェやレストラン、託児所などもオープンする。

GLP ALFALINK相模原
「GLP ALFALINK相模原」の完成予想イメージ

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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