ベイシア とカインズが共同運営、月夜野店の斬新なコラボとは

取材・文:阿部 幸治 (ダイヤモンド・チェーンストア編集長)
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ベイシア月夜野店とカインズスーパーセンター月夜野店

ベイシア月夜野店
カインズスーパーセンター月夜野店

〒379-1304 群馬県利根郡みなかみ町下牧482
電話:0278-62-0001
上越新幹線「上毛高原」駅より車で5分

見どころ
▶共同で展開する、シーゾナルの売場
▶独自性高まるベイシアのPB開発
▶強化したカインズの農業資材、リフォーム

ベイシア高橋太陽店長(左)とカインズ加藤奈津子店長(右)
ベイシア 高橋太陽店長(左)
「旧店のカインズが閉店し、不満やお困りごとをいうお客さまも多かった。今回、ベイシアとカインズが一体となり、より便利になる。地域のお客さまに貢献していきたい」

カインズ 加藤奈津子店長(右)
「経験豊富な旧店メンバーに新人メンバーを引っ張っていってもらい、カインズが進める“カインドネス”を実現していく。ベイシアと協力して売上アップを図っていきたい」

 ベイシア(群馬県/橋本浩英社長)は3月、「ベイシア月夜野店」を改装オープン、店内にカインズ(埼玉県/高家正行社長)の「カインズスーパーセンター(SuC)月夜野店」を導入した。食品と衣料をベイシア、日用雑貨や園芸、DIYなど生活関連用品をカインズが担い、共同で運営する。

 ベイシア月夜野店はオープン以来、単独で衣食住を揃えるSuCを売場面積2688坪で運営してきた。一方、カインズは、ベイシアの道路を挟んで向かい側に小ぶりのホームセンター(HC)を運営していた。旧店を21年5月に閉鎖したカインズはこの度、ベイシア内に売場面積1326坪の広さでカインズSuC月夜野店を出店。ベイシアとしては、商圏内人口が減っていることもあり、共同店舗で商圏を広げるねらいがある。

 改装後のベイシア月夜野店は従来の約半分の広さとなる

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取材・文

阿部 幸治 / ダイヤモンド・チェーンストア編集長

マーケティング会社で商品リニューアルプランを担当後、現ダイヤモンド・リテイルメディア入社。2011年よりダイヤモンド・ホームセンター編集長。18年よりダイヤモンド・チェーンストア編集長(現任)。19年よりダイヤモンド・チェーンストアオンライン編集長を兼務。マーケティング、海外情報、業態別の戦略等に精通。座右の銘は「初めて見た小売店は、取材依頼する」。マサチューセッツ州立大学経営管理修士(MBA)。趣味はNBA鑑賞と筋トレ

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