ヤマダとアークランドの共同SCにオープンした平和堂ビバホーム一宮店の売場づくりとは

取材・文:森本 守人 (サテライトスコープ代表)
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平和堂ビバホーム一宮店

平和堂ビバホーム一宮店

〒491-0025 愛知県一宮市羽衣2-5-8
電話:0586-52-2450
JR東海道本線「尾張一宮」駅よりクルマで約10分

見どころ
▶大幅に品揃えを増やした健康志向商品
▶初導入した移動式の「クッキングサポート」
▶フルーツジュースを対面販売する「ジュディ フル ラボ」コーナー

平和堂ビバホーム一宮店 早藤直樹店長
早藤直樹店長
「当店の品揃えや、売場づくりを既存店へ波及するような、東海エリアの基幹店となれるよう努力したい」

 平和堂(滋賀県/平松正嗣社長)は3月1日、愛知県一宮市に「平和堂ビバホーム一宮店」(以下、ビバホーム一宮店)をオープンした。

 同店は、JR東海道本線「尾張一宮」駅および名鉄名古屋本線「名鉄一宮」駅から東へ約2㎞に立地。ホームセンター企業のビバホーム(埼玉県/坂本晴彦社長CEO)の親会社であるアークランドサカモト(新潟県)と、ヤマダホールディングス(群馬県)が共同開発した商業施設1号店「スーパービバホーム一宮」にテナント出店している。

 一宮市内にはすでに平和堂の既存店として「牛野店」「木曽川店」「尾西店」があり、今回のビバホーム一宮店で4店目となる。平和堂は現在、東海エリアを関西の京阪神エリアとともに重点出店先の1つとしている。

 同市は食品スーパー(SM)のほかドラッグストア、ディスカウントストアといった異業態も多く存在し、競争の激しいエリアだ。かつて野菜を1円で販売して話題となった、いわゆる“1円戦争”の舞台となったことでも知られる。

 そんな商圏環境のなかビバホーム一宮店は、価格競争力を強めると同時に、

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取材・文

森本 守人 / サテライトスコープ代表

 京都市出身。大手食品メーカーの営業マンとして社会人デビューを果たした後、パン職人、ミュージシャン、会社役員などを経てフリーの文筆家となる。「競争力を生む戦略、組織」をテーマに、流通、製造など、おもにビジネス分野を取材。文筆業以外では政府公認カメラマンとしてゴルバチョフ氏を撮影する。サテライトスコープ代表。「当コーナーは、京都の魅力を体験型レポートで発信します」。

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