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新・北海道現象の深層

北海道現象から20年。経済疲弊の地で、いまなお革新的なチェーンストアがどんどん生まれ、成長を続けています。その理由を追うとともに、新たな北海道発の流通の旗手たちに迫る連載、題して「新・北海道現象の深層」。

味の素など大手食品メーカー５社の共同物流会社「Ｆ－ＬＩＮＥ」も北海道から始まった（北広島市内の Ｆ－ＬＩＮＥ札幌物流センター）

＃18　スーパーの３極寡占化が促した？北海道で先行するメーカー発の物流効率化

2021/04/02経営
アークス外観

＃17　目指すは業界統一？ 八ヶ岳連峰経営でついに関東進出を果たしたアークス・横山社長

2020/12/29経営

#16 ニトリｖｓＤＣＭ－かつての「盟友」はなぜ島忠のＴＯＢを競い合ったのか

2020/11/27経営
道北アークスとの提携を解消し、コープさっぽろの実質子会社となった中央スーパーの留萌本店（留萌市内）

#15 過疎地に店を出すほど利益が増える？小売業の物流完全自前化がもたらす多大な恩恵

2020/10/01経営
シジシージャパンとの関係が深い三菱食品は、道内ＣＧＣグループのリーダー、アークスのメーン卸の座を占めてきた。一方、イオンと三菱商事が昨年、長年の提携を解消したことで、イオン北海道の帳合の行方が注目されている（写真は札幌市白石区の三菱食品北海道支社）

#14コロナ禍で過去最高益達成！流通を川上からコントロールする北海道のチェーンストアの強さ

2020/08/07経営
ＤＣＭホーマックは遠隔地のハンディを高度なシステムで克服し、北海道・東北トップのホームセンターに躍進した（札幌市厚別区のＤＣＭホーマック厚別東店）

＃13　「不要不急の店」じゃない！　北海道の過疎地の生活を支えるホームセンター

2020/04/23経営
コープさっぽろの物流子会社、北海道ロジサービスが2018年に導入した自動倉庫

＃12　新型コロナ感染拡大が促す「脱リアル店舗」という競争の新局面

2020/03/27経営
1970年代と90年代の2度の経営危機を乗り越え、北海道市場でイオン、アークスと並ぶ「3極」の一角を占めるコープさっぽろの本部（札幌市西区）

＃11 コープさっぽろ救済を通じ「日本の生協の危機」を回避した日本生協連の賭け

2020/02/20経営
昨年10月にリニューアルオープンしたコープさっぽろなかのしま店（札幌市豊平区）。自営ドラック部門（コープドラッグ）を併設した「フード＆ドラッグ」業態で、組合員の交流拠点である「トドックステーション」も設けられている

＃１０　180万世帯が平均4万円を出資してまで利用するコープさっぽろの戦略性

2020/01/24経営
マイカル北海道時代の「サティ」から名称を変更した直後のポスフール藻岩店（札幌市南区、現イオン札幌藻岩店）＝２００３年。百貨店と総合スーパーの中間をいく品ぞろえで消費者の支持を得た

＃９　イオンという「外資」が、３極寡占化を促した

2019/12/18経営
ラルズの名を消費者に知らしめた「ビッグハウス」1号店の太平店（札幌市北区）。ダイエーの不採算店を見事に再生した横山氏の手腕に、ダイエー創業者の中内㓛氏は「ラルズには2度と売るな」と社内に厳命したという

＃８　北海道最強スーパーの意外すぎる過去。デフレ時代に咲いた遅咲きの花、アークス

2019/11/19経営

#7 北海道のスーパー「３極寡占化」がもたらした「新北海道価格」のご利益

2019/10/18経営
2003年にＪＲ札幌駅に直結するターミナル型百貨店としてオープンした大丸札幌店。洋風建築をイメージした外観は旗艦店の神戸店譲りだが、その半分程度の売り上げでも利益を出せるローコスト店舗だ

#6 道内小売業の新陳代謝を進めたのは、しがらみにとらわれない消費者の合理的な行動だった

2019/09/20経営
セコマが２０１４年に出店した「セイコーマート初山別店」。道内１７３市町村目の出店先となった道北地方・初山別村は人口１２００人。村内で生活必需品がひと通りそろう店はここだけだ。

#5　セブンの変化対応を上回る！セコマはなぜ世の中の変化を先取りできるのか

2019/08/21経営
ツルハＨＤがローソンと共同出店した「ローソンツルハドラッグ杉並和田店」（東京都杉並区）。ツルハの関東圏のグループ店舗は４００店を超え、北海道の企業と意識する消費者はもはやほとんどいないだろう

#4 ツルハには敢えて挑まず…アインとサツドラ、「ナンバー２企業」たちの流儀

2019/07/19経営
今や全都道府県に出店し、台湾、米国など海外進出を果たした ニトリ（東京・新宿の店舗）

#3 ニトリはチェーンストア理論を「まるごと全部」実行し、圧倒的成功を収めた

2019/06/13経営
コープさっぽろは２度の経営危機を経て、現在はアークス、イオンとともに北海道で３極体制を形成している（札幌市西区の二十四軒店）

＃２　北海道はチェーンストア理論の実験場だった！ある「学生ベンチャー」の挑戦

2019/05/17経営
東京・新宿に出店したニトリ

＃１　経済疲弊の地・北海道で、なぜチェーンストアだけが成長し続けるのか

2019/04/15経営
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