内食需要の高まりでシチューが食卓出現率を上げる!ライフスタイルの変化に合ったシチューの魅力とは!?
ハウス食品、時短メニューや新しい楽しみ方を提案しシチューの喫食回数を増やす
「北海道シチュー」をはじめ「コクの贅沢シチュー」「ビストロシェフ」など数々のルウシチューを持つハウス食品。今期は「北海道フォンデュシチュー」のほか、手軽につくりやすい「シチューオンライス」の簡便・時短提案により、シチューメニューの食卓出現率向上をねらう。
さまざまな具材をつけて楽しむ「北海道フォンデュシチュー」
ハウス食品ではルウシチュー市場のシェアNo.1ブランド「北海道シチュー」をはじめ、「シチューミクス」や「コクの贅沢シチュー」、「ビストロシェフ」「シチュー・ド・ボー」といったルウシチューブランドを多数展開している。
近年、シーズン立ち上がりにあたる秋口の気温が高いこともあり、シチューカテゴリーには厳しい状況が続いているが、ハウス食品ではコミュニケーションの変更や、新たなメニュー提案により、家庭で作るシチューの魅力を訴求している。
今期、販促を強化していくのは「北海道フォンデュシチュー」と「シチューオンライス」の2品だ。「北海道フォンデュシチュー」は、北海道産生乳100%の3種のナチュラルチーズの濃厚なおいしさが特徴のルウシチュー。同品は9月に商品のフレッシュアップを実施し、具材の絡みやすさはそのままに、よりすっきりとした口どけが感じられる味わいを実現した。また風味も改良し、よりチーズのうまみを感じられる味わいに仕上げている。
今回は「北海道シチュー」ブランドのイメージキャラクターを務める松坂桃李さんによる、「北海道フォンデュシチュー」単独のCMを展開。松坂さんが「北海道フォンデュシチュー」を体験するドキュメンタリー風の内容で、パンや野菜など、さまざまな具材をつけて食べる今までのクリームシチューにはない楽しみ方を訴求した。
このフレッシュアップに合わせ、同社ではTwitterキャンペーン「つけ具ランプリ」を実施。「北海道フォンデュシチュー」に合いそうなおすすめの具材が投稿され、盛り上がりを見せた。また「あなたなら、なにつける?」をキーワードに、シズル感のある販促ツール類も多数用意されている。
フライパンで簡単調理「シチューオンライス」
もう一方の「シチューオンライス」は、濃厚なうまみとしっかりとしたとろみが特徴のシチューライス専用ソースだ。「ごはんに合うシチュー」をコンセプトとしており、ご飯にかけるだけで食べごたえのあるワンディッシュメニューが簡単にできる。
同品は時短で簡単につくれることを訴求するため水の量を調整するなどで、基本のつくり方をこれまでの「鍋調理」から「フライパンかつ半箱調理」に変更。フライパンでつくれるということを強く訴求するアイコンをパッケージ表面に記載している。
フライパンでつくれるルウ製品の価値訴求については、実演販売士のレジェンド松下さんを起用し、「シチューオンライス」や「完熟トマトのハヤシライスソース」「ごちレピライス」などの作り方を動画で紹介。また、冷凍王子で親しまれる西川剛史氏によるシチューの冷凍保存の仕方も紹介していく。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、テレワークや時短勤務が日常化するなか、家族そろって食事をとる機会も増えている。また、家で食事をする機会が増えたことで毎日の献立に悩んでいる主婦層も多い。ハウス食品ではフライパン一つで簡単につくれるメニューや、家族みんなで楽しめるフォンデュシチューなどの提案を通じ、季節にとらわれないシチューの食卓出現率向上をめざしていきたいとしている。