米ウォルマート、自社ドメインから送信の人種差別メールをブロック

ロイター
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ウォルマートのロゴ
米ウォルマートは24日、同社のドメインを通じて送信された人種差別的な内容を含む電子メールをブロックしたと明らかにした。写真は同社ロゴ、2020年6月撮影(2021年 ロイター/Mario Anzuoni)

[24日 ロイター] – 米ウォルマートは24日、同社のドメインを通じて送信された人種差別的な内容を含む電子メールをブロックしたと明らかにした。

複数のツイッター利用者が、同社の公式アドレス「help@walmart.com」から、名前の代わりに誹謗(ひぼう)中傷が書かれた電子メールが送信されたとして、スクリーンショットを投稿していた。

ウォルマートは、「悪質な行為を行う者」が実在のアドレスを使用してウォルマートの偽アカウントを作成し、ファーストネームを改ざんして自動返信機能をあざむいていたと説明した。偽アカウントがいくつ作成されたかは不明だが、システムはハッキングを受けておらず、顧客データは抜かれていないとしている。

同社広報担当者は、「外部の悪質な人物が、明らかにわれわれの顧客を攻撃する意図を持ってウォルマートの偽アカウントを作成したと説明。同社は「衝撃に愕然(がくぜん)としており」、関与した者全員に説明責任を果たさせるためあらゆる方法を模索していると付け加えた。

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