4月実質賃金は前年比2.1%増、前年下落の反動=毎月勤労統計

ロイター
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都内を歩く人々
6月8日、厚生労働省が8日公表した4月の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金は前年比2.1%上昇し、3月の同0.8%からプラス幅が拡大した。都内で4月撮影(2021年 ロイター/Androniki Christodoulou)

[東京 8日 ロイター] – 厚生労働省が8日公表した4月の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金は前年比2.1%上昇し、3月の同0.8%からプラス幅が拡大した。前年4月の緊急事態宣言の発令で所定外給与などが下落した反動。消費者物価指数がマイナス幅を拡大したことも実質賃金を押し上げた。

4月の現金給与総額は前年比1.6%増の27万9135円と2カ月連続で増えた。所定内給与は同0.9%増の24万8843円と4カ月連続で増加した。所定外給与は同6.4%増の1万8998円と3月の同5.0%減からプラス転換した。昨年4月は同12.8%減と急落していた。

特別に支払われた給与も今年4月は前年比8.5%増の1万1294円と3カ月連続で増加した。

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