業務スーパー「METRO」が主夫にとってのディズニーランド である理由

2019/06/11 05:08
森下和海

Eコマースの成長により、購買チャンネルが豊富な現代。家庭を担う主婦(主夫)は、どこで何を買っているのだろうか? 買い物をのぞいてみると、いまの暮らし、価値観が見えてくる。第3回目は、毎日の食事の準備を担当しているお父さん。そこには男性らしいこだわりがあった。(文中の価格は全て税抜き)

取材対象者のプロフィール

会社役員 岳さん(仮名・45才・男性)
お住まい:
東京都日野市
家族構成:
妻(専業主婦43才)・長女(8才)
リアル店舗環境:徒歩3分のところに京王ストア(SM)、ローカルスーパー(SM)、マツモトキヨシ(DgS)

 

 

 

忙しい平日は、帰り際に駅のデパートで総菜を購入

RF1の総菜。この日は、「和風ハンバーグ」とサラダは2種類購入。右が「足りないカラダに 緑の健康30品目サラダ」、左が「さびないカラダに 緑黄色野菜のシーザーサラダ」
RF1の総菜。この日は、「和風ハンバーグ」とサラダは2種類購入。右が「足りないカラダに 緑の健康30品目サラダ」、左が「さびないカラダに 緑黄色野菜のシーザーサラダ」

 バリバリのキャリアウーマンだった妻が仕事中に倒れたのは、4年前のこと。脳梗塞でした。1年間の入院生活を経て、家に戻ってきましたが、半身に麻痺が残っているので、毎日の食事づくりや食材の買い出しは主に私が担当しています。もともと料理をすることが好きで苦にならないタイプですが、平日は時間がないので帰り際に総菜を買って帰ることが多いです。

 月曜日。千代田区で打ち合わせをしたあと、麻布のオフィスで会議やデスクワークをしました。仕事は都内に数校を展開するインターナショナルスクールの経営です。自宅は中央沿線なので、乗り換えの新宿駅で京王百貨店に寄りました。娘が大好きなマグロが入ったお刺身セット(三点盛り980円)と、この日は漬物セット(540円)を購入。自宅まではここから40分くらいはかかりますが、真夏でもない限り、生ものでもドライアイスをつけてもらえるので大丈夫です。ただ、帰りの電車でビニールを持って移動するのはちょっと恥ずかしいので、紙袋に入れてもらいます。

 味噌汁は毎日、妻がつくってくれます。包丁は使えないので、カット野菜を具材にしています。カット野菜は、妻が自宅のすぐそばにある京王ストアで買ったもの。リハビリも兼ねて、カット野菜やパンなどの軽い商品は妻が買い物に行っています。ご飯は朝のうちに炊飯器をセットしているので、帰宅したらすぐに食事が食べられます。

 火曜日は、立川の学校で打ち合わせや事務仕事を終えたあと、八王子の学校へ。帰りに八王子の京王百貨店のRF1(アール・エフ・ワン)で「さびないカラダに緑黄色野菜のシーザーサラダ」250g(400円/100g)と「ローストビーフサラダ」250g(645円/100g)を買いました。RF1の総菜はたくさんの野菜が食べられ、サラダなのにメインのおかずにもなるので、「最近ちょっと野菜不足かな?」という時に買いに行きます。

 水曜日も立川、八王子で仕事。この日は、朝のうちに炊飯器調理で肉豆腐をセットしていたので、帰りにローカルスーパーで大根やキュウリを買って、サラダにしました。ここのローカルスーパーは地産地消が売りで、おいしい野菜が安く買えます。生徒の保護者が野菜をおろしているので、野菜が入れられた袋に貼られた生産者名をチェックするのが楽しみです。

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私が会員制業務スーパー「METRO」が好きな理由

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