3月の外食売上高11.2%増=観光需要好調

時事通信社
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(i-stock/wilian franco heredia)

 日本フードサービス協会が25日発表した3月の外食産業売上高(新規店を含む全店ベース)は、前年同月比11.2%増加した。円安の継続や北陸新幹線の延伸開業の後押しもあり、訪日客を中心に観光需要が好調。コロナ禍前の2019年同月比でも13.5%の増加となった。

 5年ぶりとなるコロナ禍の影響がない歓送迎会シーズンを迎え宴会需要が増加したことも、売り上げを押し上げた。 

 ファストフードは前年同月比10.7%増と好調が続いた。ディナーレストランは訪日客の観光需要増と客単価上昇により11.6%増。ファミリーレストランは前年より土日が多かったことで13.0%の増加となった。パブ・居酒屋は宴会需要もあり6.2%増加したものの、19年比30.2%減とコロナ前の水準には届かなかった。

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