ヤオコー、食品スーパー初となる食品リサイクルループを構築

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ヤオコーと西東京リサイクルセンターのロゴ
(ヤオコー・ニュースリリースより)

 ヤオコー(埼玉県)は4月3日、西東京リサイクルセンター(東京都)と共同で、バイオガス発電事業による食品リサイクルループを構築したことを発表した。

 2024年1月31日には、食品スーパーとしては初となる、農林水産大臣、経済産業大臣、環境大臣による食品リサイクル法の「再生利用事業計画」の認定を取得した。

 この取り組みでは、ヤオコー店舗の食品残渣を「西東京リサイクルセンター」がバイオガス発電を通じてリサイクルし、再生可能エネルギーを発電、さらに発電時の副産物として発生した固形物を肥料として利用する。そして、その肥料を使って育てられた農産物が、また店舗で販売されるという循環型モデルとなっている。

 これにより、1店舗あたりの食品リサイクル率は1.6倍に増加し、可燃ごみ排出量は25%削減された。

 次のステップとして、バイオガス発電の再エネ電気を水耕栽培の成長促進用LED照明での使用をスタートしており、今後の環境目標として「2030年食品リサイクル率100%」を掲げている。

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