バーガーキング運営会社、米フランチャイズを買収へ=米事業を強化

時事通信社
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キャロルズが米国内で運営する店舗の改装を進め、米事業を強化する。(i-stock/ilbusca)

 【ニューヨーク時事】バーガーキングを傘下ブランドに持つカナダのレストラン・ブランズ・インターナショナルは16日、米国内のフランチャイズを手掛けるキャロルズ・レストラン・グループを約10億ドルで買収することで合意したと発表した。キャロルズが米国内で運営する店舗の改装を進め、米事業を強化する。

 キャロルズは、米国内で最大のバーガーキングのフランチャイズ加盟事業者で、23州で約1000店舗を運営している。レストラン・ブランズは、このうち約600店舗に今後5年間で約5億ドルを投じ「現代的なイメージ」に改装する。その上で、買収したほとんどの店舗を新規か既存のオーナーに再びフランチャイズするという。

 買収取引は、今年4~6月期に完了する見通し。報道によると、レストラン・ブランズは米国内のフランチャイズ加盟事業者を、現在の約300から400~500に増やすことも検討する。

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