イオン九州、バナナの量り売りで食品ロス削減 「イオン福岡店」で

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ドールと連携し、設置した「イオン福岡店」のバナナ専用のはかり
ドールと連携し、野菜・青果売場にバナナ専用のはかりを設置した

 イオン九州は、「イオン福岡店」(福岡県粕屋町)でバナナの量り売りを始めた。袋詰めバナナでは量が多すぎる客が、必要な本数だけを購入できるようにする。ドール(東京都中央区)の「バナナエシカルバリューチェーンプログラム」の一環として実施する。

 ドールと連携し、イオン福岡店の野菜・青果売場にバナナ専用のはかりを設置した。客が必要な本数のバナナを秤(はかり)に載せると、重さと価格が表示される。ボタンを押すとラベルがプリントされ、備え付けの紙袋にラベルを貼ってレジに持っていくと購入できる。

 量り売りを行うことにより、バナナの廃棄と袋として使われるプラスチックの削減につなげる。12月14日から量り売りを始めており、2023年3月末まで続ける。

 また、量り売りバナナを含めて1000円(税込)以上の商品を購入すると、バナナの皮などの生ゴミから堆肥を作れるコンポストが当たるプレゼント企画も実施する。ウェブサイトから申し込むと、抽選で10人にコンポストが当たる。募集期間は12月31日まで。

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