【ユニクロ】 4月の既存店は1.3%増収、客数減は続く

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 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の4月の売上高は、既存店ベースで前年同月比1.3%増だった。中旬まで気温が高く推移したことから春物のキャンペーン商品の販売が好調に推移し、2ヵ月ぶりのプラスとなった。

 客数は7.2%減で3ヵ月連続のマイナスだったが、客単価が9.1%増えた。同社は2014年と15年に実施した値上げの影響などから客数の減少基調が続いており、2月から一部商品の定番価格を引き下げるなどして客数の回復を図っているが、まだ効果は出ていない。

 そのほかの衣料品専門店では、しまむらの「ファッションセンターしまむら」事業の既存店売上高が4.5%増で3ヵ月連続のプラス、ライトオンが0.7%増で15ヵ月連続のプラス、ユナイテッドアローズが0.5%減(インターネット通販を含む)で13ヵ月ぶりのマイナスだった。 

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