【ユニクロ売上高】 11月の既存店は8.9%減、4ヵ月ぶりマイナス

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 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロの11月の売上高(速報ベース)は、既存店ベースで前年同月比8.9%の減少だった。

 11月は中旬の気温が例年に比べて高かったことから冬物の販売が苦戦、土曜日が前年より1日少なかったこともあり、4ヵ月ぶりに前年実績を下回った。客単価は4.6%増と26ヵ月連続のプラスとなったものの、客数が12.9%減と大きく落ち込んだ。

 そのほかの衣料品専門店大手の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」が0.1%減で7ヵ月ぶりのマイナス、ユナイテッドアローズが0.2%減(インターネット通販を除く)で8ヵ月ぶりのマイナスだった。

 一方、靴専門店のエービーシー・マートは0.8%増で5ヵ月連続のプラスとなった。気温低下でブーツなどの動きは鈍かったが、スポーツシューズや子供向けシューズが引き続き好調だった。

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