【セブン&アイ】 新潟市で2社目の農業法人設立、野菜を生産・加工

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 セブン&アイ・ホールディングスは新潟市で2つ目となる農業法人「セブンファーム新潟市」を設立、野菜の生産を始める。

 当面は約0.8ヘクタールの農場でダイコンやカブ、ブロッコリーなどの野菜を露地栽培する。初年度の収穫量は約14トンを見込む。収穫した野菜は新潟県内および首都圏のイトーヨーカ堂の店舗約120店で販売する。まずは9月からダイコンの販売を始める予定。

 新潟市内には2013年5月に設立した農業法人「セブンファーム新潟」があるが、新潟市が国家戦略特別区域となったことを受け、特区の規制緩和措置を利用して新たな農業法人を設立した。

 セブンファーム新潟市にはセブンファーム新潟が25%、そのほか生産者3人が25%ずつを出資、7月21日に設立された。収穫した野菜の一部は漬け物などに加工して通年で販売する。

 セブンファーム新潟市の設立に伴い、全国11ヵ所のセブンファームの農場面積は合計で約250ヘクタールの規模に広がる。

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