盤石!人口減少エリア主戦場なのに成長続けるヨークベニマルの強さの正体!

2020/11/25 05:50
「ダイヤモンド・チェーンストア」編集部 小野貴之

ヨークベニマル大

業界5位の売上規模コロナ特需で業績は好調

 食品スーパー(SM)業界に少しでも関わりのある人なら、「東北の雄」「SMのお手本的企業」と聞けば、多くの人がヨークベニマル(福島県/真船幸夫社長)のことを思い浮かべるのではないだろうか。

 2020年11月現在、ヨークベニマルは福島、宮城、山形、栃木、茨城の5県に234店舗(実質稼働は232店舗)を展開する。20年2月期の営業収益は4468億円。SM国内最大手のライフコーポレーション(大阪府/岩崎高治社長)、関東SM連合のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都/藤田元宏社長)、昨年の経営統合で売上規模が急拡大したマックスバリュ西日本(広島県/平尾健一社長)、北海道~東北のSM連邦アークス(北海道/横山清社長)に続いて業界第5位のポジションにある。

 業績は堅調だ(図表❶)。営業利益は19年2月期に減益となり、ピークだった18年2月期の水準には戻っていないものの、営業収益は安定的に成長しており、20年2月期決算では増収・営業増益を達成。21年2月期に入ってからは、多くのSM企業と同様に“コロナ特需”が追い風となり、既存店売上高は20年2月以降、9カ月連続で前年実績を上回っている(図表❷)。10月に発表された21年2月期上半期決算でも増収・大幅営業増益を果たし、通期では営業収益4700億円(対前期比5.2%増)、営業利益160億円(同22.1%増)と、営業収益・営業利益ともに過去最高を更新する見通しだ。

図表❶ヨークベニマルの 業績推移と図表❷ヨークベニマルの 既存店売上高対前期比の推移

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