クスリのアオキ、既存店好調で営業利益は26％増、13年５月期

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 北陸が地盤のドラッグストア、クスリのアオキ（石川県白山市）が発表した2013年５月期の単独決算は、売上高が前期比22.4％増の931億円、営業利益が26.0％増の43億円だった。

 既存店30店舗の全面改装に加えて、食料品の販売を増やした効果などから既存店売上高は昨年11月から６ヵ月連続で２ケタの伸びを示すなど絶好調だった。

 ドラッグストア20店舗を新設したほか、調剤薬局15店舗を新たに開設し、売上高が大きく伸びた。地盤とする北陸だけでなく、長野県や群馬県でも出店を増やした。

 14年５月期は岐阜県など新規エリアへの進出を含めて、ドラッグストア33店舗、調剤薬局18ヵ所とさらに出店を加速する。業績については、売上高が15.8％増の1079億円、営業利益は2.4％増の44億円を見込む。出店投資負担などから営業利益の伸びは鈍化する見通し。