【ダイエー】建て替え新設の赤羽店、中高年対応の品揃えを強化

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 ダイエーは再開発のために2010年7月に閉鎖した赤羽店(東京・北区)を建て替え、3月1日にオープンする。約12万人の商圏人口のうち50代以上の中高年が4割以上を占めることからシニア層向けの品揃えを強化する。

 2人以下の少人数世帯が7割を占めることもあって、食品売り場では総菜の販売スペースを140平方メートルに拡大、約400品目の商品を取り揃える。ワインコーナーも約180品目と充実させる。

 美容・健康関連商品ではスキンケア商品、ヘアカラー商品を同規模店舗の約1.2倍に増やす。健康食品を約650品目並べるほか、介護商品は介護食やオムツを中心に、シューズや杖など従来の2.7倍となる約320品目を展開する。また、近隣に27の医療機関があることから調剤薬局も導入する。

 赤羽店の建物は本館と別館に分かれ、本館は3階建てで売り場面積5716平方メートル、食品・衣料品・住居関連の売り場が入る。別館は野村不動産の24階建て高層マンションの1階部分で、売り場面積は711平方メートル。日用雑貨と美容健康関連商品、自転車などを扱う。

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