イオンフードスタイル向ケ丘遊園の最新MDと戦略解説

2024/05/14 05:05

食品スーパー（SM）ダイエーイオンスタイル 24年5月15日号　トライアル　小売大変革！

阿波岳（ダイヤモンド・チェーンストア編集記者）

イオンフードスタイル向ヶ丘店

〒214-0014 神奈川県川崎市多摩区登戸2779-1
電話：044-933-8800
小田急電鉄小田原線「向ヶ丘遊園」駅から徒歩4分

見どころ
▶シズル感をそそるオープンキッチン形式の総菜コーナー
▶川崎市内の生産者や市場から仕入れた地元野菜
▶関東エリアで初導入した冷凍食品売場の「冷凍dai革命」商品

　ダイエー（東京都／西峠泰男社長）は4月5日、神奈川県川崎市に「イオンフードスタイル向ヶ丘店」（以下、向ヶ丘店）をオープンした。2020年に閉店した「ダイエー向ヶ丘店」の跡地に出店。ファストフード店や100円ショップ、家電量販店など14店舗が入居する商業集積「クロス向ヶ丘」の核店舗として開業している。

綱澤敏志店長
「旧店（ダイエー向ヶ丘店）は、地元のお客さまにとても支持されたお店でした。新店でもご期待に応えながら、さらに支持を得られるお店にしていきたいです」

　向ヶ丘店は、小田急電鉄小田原線「向ヶ丘遊園」駅から南へ280mの場所に位置する。川崎市多摩区は、都内へも通勤がしやすくファミリー層が多く居住するほか、大学があることから学生も生活している。駅周辺では、20～30代の若年層が人口に占める割合として大きい。こうした商圏環境下で向ヶ丘店では、周辺の子育て中のファミリー層や忙しい共働き世帯、20～30代の単身世帯を主なターゲットに設定している。

　周辺の主な競合店では、店舗から北へ250mに「ライフ向ヶ丘遊園店」がある。対して向ヶ丘店は、

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食品スーパー（SM）ダイエーイオンスタイル 24年5月15日号　トライアル　小売大変革！

記事執筆者

阿波岳 / ダイヤモンド・チェーンストア編集記者

大学卒業後、社会の荒波にもまれる日々を経験。そこで書籍や会報誌の編集に携わるうちに、メディア事業への興味が芽生え、今に至る。
趣味は喫茶店巡りと散歩。喫茶店での一杯のコーヒーや、街角の散策を生きがいとしている。
これまで全都道府県を制覇するという小さな目標を達成した。何かを極めたり、制覇したりすることには、なぜか人一倍の熱意を注いでいる。
最近の悩みは、ここ数年で増えた体重との戦い。健康の大切さを意識しつつも、喫茶店のコーヒーに合わせたスイーツや、ランチの大盛りがやめられない。今日もまた元気に「大盛で！」と注文しつつ、明日こそ控えめにしようと心に誓っている。

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