【阪急キッチン】来年秋から首都圏でも食品の個別宅配事業を開始

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 百貨店大手エイチ・ツー・オーリテイリング子会社の阪急キッチンエールは、2011年秋をめどに首都圏で個別宅配事業をスタートさせる。生鮮食品や加工食品、雑貨など日用必需品に加えて、デパ地下商品のスイーツなど3000点以上を掲載したカタログを毎週発行、インターネットや電話での注文に応じて自宅まで商品を届ける。

 同社は2002年10月に関西地区で個別宅配事業を開始、現在、大阪市、京都市、神戸市などを中心にサービスを展開し、2009年度末で会員数3万5100人、売上高は67億円となっている。

 入会金1050円、月会費500円を支払うと毎週カタログが送られてくる。インターネットだけでなく、電話での注文にも対応。深夜0時までに注文すると翌日の夕方5時頃までに商品が届く。注文金額が3000円以上の場合は210円の配送料が無料となる。

 首都圏では東京・神奈川・千葉の1都2県での事業展開を予定、5年後に売上高200億円を目指す。

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