【アークス】営業益予想を13億円上方修正、ユニバース統合効果を加味

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 食品スーパー大手のアークス(札幌市)は、2012年2月期の連結営業利益が従来予想を13億円上回る109億円(前期比17.6%増)になりそうだと発表した。上期(11年3~8月)の業績が好調だったほか、10月21日付けで経営統合するユニバース(青森県八戸市)の約4ヵ月分の業績を織り込んだ。

 売上高は従来予想より370億円多い3470億円(14.3%増)を見込む。経営統合による負ののれん発生益67億円を特別利益に計上することなどから純利益は従来予想より72億円の上積みとなり、前期比約2.2倍の122億円となる見通しだ。

 同社の今上期の業績は、売上高が前年同期比2.1%増の1543億円、営業利益は10.4%増の50億円だった。既存店売上高が0.6%増と堅調に推移、販売管理費の伸びを抑えたこともあって、上半期としては過去最高の営業益を記録した。

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