週刊スーパーマーケットニュース イオンがいなげやにTOB開始

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イオンは10月6日、いなげやの普通株式の公開買い付けを開始すると発表した。イオンはすでにいなげやの株式を17.01%(カスミを通じた間接所有分を合わせると17.22%)保有しているが、発行済み株式の51%を上限に最大252億円を投じて子会社化する。一方でいなげやは同日、公開買い付けに賛同しつつ「応募するかの判断は株主に委ねる」とした。(10月6~12日のニュースをまとめました)

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(時事通信社)

ユニバース
「パワーズUシンフォニープラザ店」をオープン

 ユニバースは10月14日にディスカウントフォーマットの「パワーズUシンフォニープラザ店」(青森県八戸市)をオープンする。強みである「鮮度」「品揃えの良さ」「安さ」を活かし、品目数を絞ることでお得な商品を提供する。「パワーズU」としては2店舗目となる。

  • 所在地…青森県八戸市沼館4-4-8シンフォニープラザ1階
  • 店舗面積…615坪
  • 営業時間…9時~21時
  • 駐車台数…960台
  • 従業員数…正社員13名、パートタイマー社員54名

ベイシア
オリジナル肌着「ストレッチプラス」が「グッドデザイン賞」を受賞

 ベイシアは10月5日、1000人の介護士の声を活かして開発した肌着「ストレッチプラス」が、「2023年度グッドデザイン賞」を受賞したことを発表。伸縮性や肌触りなどの機能面と満足度、市場への影響力について評価された。開発は介護関連の動画配信、SNSメディア、コミュニティの運営を行うカイゴメディア(東京都)と共同で行った。

U.S.M.H
スキンケアのオルビスと共同開発した冷凍デリ

 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは10月10日、スキンケアなどのビューティーブランドを展開するオルビス(東京都)と共同開発した冷凍デリ「INNER COLOR DELI(インナーカラーデリ)」を発売した。野菜を中心にした食材を豊富に使い、見た目もおいしさもボリュームも、一皿で満足できるよう仕立てた。

 「スマートエイジング」を提供価値に掲げるオルビスが企画開発を行い、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスのグループ会社であるローズコーポレーション(茨城県)が製造。サスティナブル商品を取り扱う「Green Growers(グリーングロワーズ)」シリーズで5つのメニューを展開していく。5品とも864円(税込)。

ダイエー
「四谷荒木町店」をオープン

 ダイエーは11月11日に「ダイエー四谷荒木町店」(東京都新宿区)をオープンする。30~40代の子育て・共働き世帯や単身世帯、近隣のオフィスワーカーのニーズに応え、生鮮から出来立てのパンや弁当まで、「食」が揃う便利な店舗をめざしていく。

  • 所在地…東京都新宿区荒木町23-4
  • 売場面積…208坪
  • 営業時間…7時~24時

サミット
「新大塚千川通り店」をオープン

 サミット10月11日に「サミットストア新大塚千川通り店」(東京都豊島区)をオープンした。1階には店内製造を中心とした総菜売場、ベーカリーのほか、酒類、冷凍食品売場を備える。2階に生鮮食品と加工食品・日配品売場を配置した。「調理は簡単に、でも素材にはこだわりたい」というニーズに応えた店づくりを行った。

  • 所在地…東京都豊島区南大塚2-1-12
  • 営業時間…9時~23時

オギノ
企業版ふるさと納税で農業振興に貢献

 企業版ふるさと納税を実施し、静岡県富士宮市の農業や富士宮ブランドの活性化に役立ててもらう。オギノは今年、富士宮市に2店舗を出店。市が実施する地方創生事業に、一企業として寄付を行った。

ウオロク
「上越店」をオープン

 ウオロクは10月12日、「ウオロク上越店」(新潟県上越市)をオープン。「ドラッグストアトップス」を併設した「はれまちショッピングセンター」の核店舗として出店した。ウオロクは新潟、中越、下越地域で43店舗を展開しているが、上越地域への出店は初めて。

  • 所在地…新潟県上越市土橋2603
  • 売場面積…787坪
  • 営業時間…9時~22時

アルビス
食卓応援企画の第4弾はNB商品も対象に

 アルビスは10月1日、食卓応援企画「価格値下げ・据え置き」の第4弾を実施。これまではプライベートブランド(PB)を対象に、食卓応援企画「価格値下げ・据え置き」を実施してきたが、今回はナショナルブランド(NB)も対象にした。顧客の要望が多かった商品を厳選し、パンや牛乳、嗜好品などの生活必需品の価格を178品値下げし、22品を据え置き、合計200品を来年1月7日まで「お値打ち価格」で提供していく。

静鉄ストア
4店舗目の小型店舗「KITE-GO」をオープン

 静鉄ストアは10月5日、小型店舗の「KITE-GO 南町店」をオープンした。「近くて便利」、「お求めやすい価格」、「ニーズに合った品揃え」をコンセプトにJR東海道本線「静岡」駅近くに出店。「曜日市」の開催、「選味鮮価」「いい値チョイス」「富士山グルメディッシュ」などの商品の展開のほか、地元静岡の飲食店とコラボした冷凍食品を24時間販売する自動販売機設置など、店舗の魅力を積極的にアピールしていく。

 「KITE-GO」は、少子高齢化や単身者の増加、デジタル化の進展などによる顧客の購買行動の変化に応える店舗として昨年から展開。今回の出店で4店舗目となった。

  • 所在地…静岡市駿河区南町5-26クオリテサイモ1階
  • 売場面積…50.7坪
  • 営業時間…10時~21時
  • 従業員数…正社員2名、スタッフ社員・アルバイト11名

バロー
「堺豊田店」をオープン

 バローは10月13日、大阪府堺市に「バロー堺豊田店」オープンした。大阪府の泉州エリアへは初出店で、「旬」や「鮮度」「価値」にこだわった、専門店に負けない店づくりを目指していく。

  • 所在地…大阪府堺市南区豊田839-2
  • 売場面積…572坪
  • 営業時間…10時~20時(日曜日9時30分~)
  • 駐車台数…149台
  • 従業員数…社員15名、パートタイマーなど110名

コープこうべ
営業終了店舗を決定

 生活協同組合コープこうべは10月4日に経営状況の厳しい4店舗を営業終了することを発表した対象となる店舗は、「コープつかしん」(兵庫県尼崎市)、「コープミニ荒田」(同神戸市)、「コープ東加古川」(同加古川市)、「コープミニ山田」(大阪府吹田市)。生活協同組合コープこうべはこれまで経営状況が厳しい7店舗を営業終了候補店として選定し、組合員にハガキや店頭ポスターで告知してきた。

記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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