U.S.M.H、植物工場野菜を販売、独自ブランドの開発・生産目指す

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USMHの植物工場のイメージ図
植物工場スタートアップのプランテックスと協業することで合意した

 食品スーパーのマルエツやカスミなどを傘下に持つユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)は、植物工場で生産した野菜の販売に乗り出す。植物工場スタートアップのプランテックス(千葉県柏市)と協業し、独自ブランド野菜の開発・生産を目指す。

 U.S.M.Hは12月11日、野菜の栽培から加工、販売まで一貫したサプライチェーンを構築することでプランテックスと基本合意したと発表した。プランテックスは、光や空気、養液など植物の生育環境をコントロールする技術を持つ。同社の技術を生かして、商品開発と栽培を行い、U.S.M.Hが独自の野菜ブランド「green growers(グリーン グロワーズ)」として自社グループの店舗で販売する。

 プランテックスは2019年から、東京都中央区の大型栽培装置で葉物野菜を生産、都内のスーパーで販売している。11月30日には、農業機械メーカー大手のクボタから資金調達し、大規模な旗艦工場を建設すると発表した。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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