バロー撤退跡に出店! ロピア岐阜1号店「モレラ岐阜店」の売場をレポート

矢野清嗣
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「ポキ丼」を新たに導入!

 鮮魚売場は壁面36尺のスペースで、丸物やマグロなどをコーナー展開する。新たに導入したのが対面式の「ポキ丼」(魚介と野菜を一緒に楽しむハワイ風海鮮丼)コーナーで、「フーリーポキ100g」(350円)、「ワンハンドサーモン巻」(390円)など8品目を販売する。平場では、既存店のおなじみの対面の寿司のバラ売りコーナーを設置。「本鮪赤身」(200円)、「本まぐろ」(250円)、「本まぐろ大トロ」(300円)など22品目をラインナップする。

新商品のポキ丼

 精肉は右壁面36尺が牛肉、正面壁面42尺が牛肉、豚肉、ひき肉で、平場では加工肉、鶏肉、メガ盛をコーナー展開する。牛肉は「黒毛和牛」「みなもと牛」「輸入牛」のほか、「ブロック」「ステーキ」「焼肉」「スライス」とメニュー別に商品を陳列。豚肉は地元・岐阜県産の「恵邦山麓三浦豚」のほか、イベリコ豚などの銘豚と加古川センターから納入の三元豚で構成する。鶏肉は店内加工で、ロピアオリジナルの「鹿児島みなもと鳥」を揃える。

 店舗奥側壁面の総菜売場は作業場が見える30尺のスペースでピザやチキン、米飯を販売。そのほか、「冷凍パン」「自家製ピザ」などの冷凍総菜を新たに導入していたのが目を引いた。

「京都ヨドバシ店」で好評のクラフトビールコーナーを設置

 続いて加工食品売場。前述のとおり、品揃えは絞り込んでおり、カテゴリーごとにで扱いにメリハリをつけている。たとえば、「スパイス」「たれ」「ふりかけ」は品揃えに幅を持たせる一方で、「カレー」「パスタ」「乾物」「即席麺」は売れ筋に絞っている。最近の新店で導入する韓国食材コーナーも設置しており、韓国産の即席麺や飲料を販売していた。

 菓子売場はオーソドックスな商品構成となっている。力を入れているのが「グミ」で、国産・輸入を絡ませ10段18尺のスペースを使って迫力のある陳列で商品を展開する。

 酒類は「京都ヨドバシ店」(京都府京都市)でも導入した「輸入・国産クラフトビール」コーナーを設けており、冷蔵ケースに商品を陳列。「高山麦酒」「飛騨ビール」など地場のクラフトビールもラインナップしていた。

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