ロピア首都圏戦略のカギとなる? 「スーパーバリュー杉並高井戸店」売場レポート

矢野清嗣
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22年末にロピア(神奈川県/髙木勇輔代表)を中核とするOICグループ(神奈川県/髙木勇輔代表 ※23年5月1日付で、ロピア・ホールディングスはOICグループに商号変更)傘下に入り、新たなスタートを切ったスーパーバリュー(埼玉県/岸本圭司社長)。同社は2023年4月、東京都杉並区の「スーパーバリュー杉並高井戸店」(以下、高井戸店)をリニューアルオープンした。前編では同店の生鮮食品売場をレポートした。後編では、日配や加工食品などの売場から同店の強さを探ってみたい。

スーパーバリュー杉並高井戸店の外観

スーパーバリューPBも健在!

 和日配売場は、売場は入口側から見て奥側の壁面6尺で「納豆」、左壁面64尺で「漬物」「佃煮」「中華総菜」「麺」「揚げ・豆腐」「練物」「水物」を配置する。「納豆」は16品目の扱いで、「タカノフーズ・おかめ納豆極小粒ミニ50g×3」(79円)、「オーサト・うまいが一番45g×4」(4個セットで299円)などを販売。「豆腐」は32品目の扱いで「ハギワラ・北海道産大豆350g×2」(119円)を軸に、スーパーバリューのプライベートブランド「SVセレクト」の「絹とうふ150g×3」(71円)や「ハギワラ・極上豆腐300g」(139円)なども扱う。練物でもSVセレクトの「竹輪23g×6本」「79円)を販売していた。全体的に和日配は売れ筋をベースに訴求商品を絡ませた堅実な商品構成であるようだ。

SVセレクトの絹豆腐

 洋日配は奥側壁面32尺で「乳製品」を独立して展開するほか、左壁面44尺で「チルド飲料・ヨーグルト」、レジ前に常温の「豆乳」「プチ飲料」を配置する。乳製品は「ミックスチーズ」「ナチュラルチーズ」「バター」「マーガリン」の並びで、隣12尺のピザ・ゼリーコーナーにつなげている。「プレーンヨーグルト」は8尺17品目の扱いで、「明治・ブルガリアヨーグルト」の扱いがなく、価格訴求はPB「SVセレクトヨーグルト400g」(99円)が担っているようだ。また、「古谷乳業・はちみつヨーグルト400g」(159円)や「岩泉乳業」「湯田乳業」のパック入りヨーグルトなどこだわり商品の扱いも見られた。

スーパーバリュー杉並高井戸店の売場レイアウト

安さ際立つ冷食・アイスクリーム

 アイスクリームは売場中央の前方40尺のスペースにまとめている。ロピア開店時恒例の6割引きセールは行っていなかったが、ほとんどが4.5~5割引きの価格設定で、安さを感じる売場となっている。。個食タイプは89円が軸で、マルチタイプは「赤城乳業・ガリガリ君7本」、「井村屋・あずきバー6本」(各199円)などを販売。「ハーゲンダッツジャパン・ミニカップ」(各種239円)、「ホットランド・ストロベリーピンキーケーキ」(359円)などプレミアムアイスの扱いもあるほか、ロピアのグループ会社であるユーラスの冷凍ティラミス(539円)なども揃える。

 冷凍食品は売場前方40尺に「野菜」「スナック」「弁当」「中華」「パスタ」など約175品目、後方36尺に「米飯」「おかず」「ラクゴチ」「唐揚」「チキン」「餃子」など大容量商品を含む約97品目、合計約272品目を揃える。

ロピアオリジナルの冷凍総菜も扱う

 弁当食材は199円を軸に、169~179円の訴求品も揃える。麺ではSVセレクトの「讃岐うどん900g」(259円)、「オーマイ・ビッグパスタ340g」(219円)などを販売。米飯ではロピアオリジナルの「どでか盛炒飯750g」(399円)のほか、「ニチレイ・本格炒め炒飯450g」(229円)などを販売。ロピアのグループ会社である利恵産業のこだわり冷凍総菜シリーズ「ラクゴチ」の「ラザニア」「ドリア」「グラタン」なども揃える。餃子は8尺15品目の扱いで、「味の素冷凍食品・ギョーザ12個」(239円)を軸に、「イートアンドフーズ・大阪王将肉餃子800g」(799円)、「ユーラス・野菜餃子30個」(699円)など販売する。冷凍食品もロピア恒例の5割引きセールは実施していなかったものの、メーカー商品はどれも5割引き前後の価格で提供しており、十分に安さが感じられた。

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