プラントベースフード 大豆関連商品を中心に売場も拡大、試食販売でトライアルを喚起
プラントベースフードの売場事例
顧客の来店価値を高める売場づくり
消費者の健康志向を背景に、売場でも存在感を増しているプラントベースフード。さまざまなカテゴリーで商品が展開されておりコーナー化する動きも出てきている。
豆腐を中心とした大豆商品は、植物性たんぱく質を手軽に摂れる食品として近年再注目されている。マルエツ川口樹モールプラザ店では「畑のお肉大豆の力 日本古来のプラントベース」というボードを掲げ、新たな切り口で大豆商品の魅力を伝えている。
植物性ミルクはプラントベースフードの定番であり、コーナー化を進める企業が多い。イオンフードスタイル横浜西口店では豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクなどを「Health&Wellness」のボードを付けて展開。東急ストア三鷹店では洋日配の冷蔵ケース内で植物性ミルクとともに植物由来の原材料を使用したチーズ類やサラダ商材を展開する。
大豆ミートも徐々に浸透してきた食材の1つだ。サミットストア新大塚千川通り店では精肉売場で幅広い大豆ミート商品を品揃え。原信燕店では大豆ミートのほか、レトルト商品やカップ麺を集積する。ライフ勝どきミッド店では食物アレルギー対応コーナーや低糖質・カロリーオフ商品コーナーにプラントベースフードコーナーを隣接させ、幅広い客層に対応している。