24年2月15日号 「急拡大」後のネットスーパー

 コロナ禍化の特需をはさんでもなお、ネットスーパー市場の拡大が続いています。増大する消費者ニーズに対応すべく、ネットスーパーを運営する各社は大型センターの整備や対応エリアの拡大などを推し進めており、需要を取り込む体制は整いつつあります。

 一方、足元では、コロナ期間中はネットスーパーを使ったものの、収束後は実店舗を再びメーン利用する、“リアル店舗回帰”の動きも。「急拡大期」が終わりを迎えつつある中、各社はどのようにして自社のネットスーパー事業を成長させようとしているのでしょうか。このタイミングだからこそ立ち止まって考えたい、「急拡大後のネットスーパー」の成長戦略について、各社のケーススタディや消費者調査などをもとに分析しました。

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編集後記

  元日の能登半島地震で被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。私自身、生まれは石川県(生後数カ月を過ごしただけですが)という縁もあって、胸を痛めています。

 そんな状況下ですが、先日出張で金沢を訪れました。能登地方に比べると街は日常を取り戻しているようでしたが、驚いたのは観光客の少なさ。ふだんは人でごった返している「近江町市場」が閑散としているのには愕然としました。観光需要の激減による経済的損失は計り知れません。3月には「北陸応援割」も実施されるようですし、観光と市場調査をかねて、ぜひ北陸へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

雪元

 かねてから希望していた関西流通記者会に入会することが叶い、先日、初めて記者会の集まりに参加。集まりでは各社の広報担当のみなさまから自社の強みについてのお話を伺ったり、はたまた趣味の話で盛り上がったりと楽しい時間を過ごさせていただきました。

 当日お話をした広報担当のみなさま、記者のみなさま、温かく対応していただいてありがとうございました。今後も、関西在住記者として、関西の小売・流通に関する記事を積極的に発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

植芝

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