飲料スタンドチェーン・蜜雪氷城の「StoBtoC型」FCモデルの全貌とは
中国で急成長している低価格ドリンクスタンド「蜜雪氷城(MIXUE)」が今年6月、東京の池袋に店舗をオープンした。
本国ではレモン水が4元、ソフトクリームが3元という安さで、すでに2万5000店舗を突破する巨大チェーンとなっている。直営店はわずか37店で、ほぼすべてがフランチャイズ(FC)加盟店だ。その展開スピードを支えているのが、独特のFCシステムで、「StoBtoCモデル(サプライヤー to ビジネス to コンシューマー)」と呼ばれている。
加盟金は無料!本部は卸機能で収益
蜜雪氷城への加盟金はなんと無料。研修費用、店舗改装、設備費用、家賃、初期仕入れなど合計37万元(約730万円)で開業できる。売上に対して徴収されるロイヤルティは
チャイナ&アジアトレンド の新着記事
-
2024/09/21
アマゾンの成長減速の一因がシーイン、Temu の躍進だと言える理由 -
2024/08/15
無料ネイルサロン提供する異色の中国火鍋チェーン、次なる一手 -
2024/07/05
中国でサイゼリヤが絶好調の理由と追いかけるピザハットの戦略 -
2024/06/07
中国、不況反映の消費トレンド「平替」で伸びるブランド、沈むブランド -
2024/04/19
チケット販売、割引クーポンとも連動!アリババ、地図アプリ黒字化戦略とは -
2024/03/21
好調のはずなのに アリババ、フーマフレッシュ売却報道の真因
この連載の一覧はこちら [45記事]
関連記事ランキング
- 2023-09-07ロカボ・糖質オフ商品の購入者像を徹底分析!市場拡大のポイントとは?
- 2024-09-21アマゾンの成長減速の一因がシーイン、Temu の躍進だと言える理由
- 2020-09-03LINEやアップルも参入!脚光浴びる「ミニプログラム」とは?
- 2023-09-06飲料スタンドチェーン・蜜雪氷城の「StoBtoC型」FCモデルの全貌とは
- 2023-08-26商品開発で持続可能性と成長の両立めざすイオンのサステナブル戦略とは
- 2023-08-26購入電力量を半減!セブン-イレブンのサステナ最先端店舗の実力とは?
- 2023-08-28パートナー・アルバイト研修にSDGsを導入!イズミ、高いサステナ目標達成に加速
- 2023-08-30高価格帯商品の強化、超薄切り肉、節約志向商品……年末商戦を勝ち抜く3つの武器
- 2023-08-31メリハリ消費に対応し、ハレとケを意識した仕掛けと納得感のある商品づくりを
- 2023-09-01トライアルの商品戦略 生鮮、総菜、PBで進む付加価値型商品づくりとは