小売業がここまでする!?平和堂がめざす地域共創のループとは?

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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平和堂特集メインイメージ

「地域密着ライフスタイル総合(創造)企業」をめざす中、平和堂が根幹に据えるのが「地域共創」というテーマだ。地域の課題に取り組むことで経済を活性化、さらに雇用や消費につなげるという循環の実現をめざす。平和堂各店でも、地域交流を図るイベントを開催するなど独自の取り組みを強めている。

無料登録で足湯も麻雀も楽しめる

 福井県越前市にある平和堂の「アル・プラザ武生」の1階には、地域サロン「おとな・Re」というコーナーがある。近隣に居住する人々の健康をサポートするため、2021年11月のリニューアルオープンに合わせ新設した。

 麻雀や囲碁将棋を楽しめるほか足湯、また卓球など、さまざまな設備が充実する。無料の会員登録を済ませれば誰でも自由に出入りが可能。現在約1560人の登録者がいる。

平和堂地域共創事業部の橋本光正部長
地域共創事業部の橋本光正部長

 地域サロンを設置したねらいについて、平和堂地域共創事業部の橋本光正部長は次のように説明する。

 「現在、日本では少子高齢化、社会での孤立などさまざまな問題が起こっている。それらの解決に役立ち、地域コミュニティの中心になるような場所を提供できればと考えた」

 コーナーには専門スタッフが配置されている。日々、利用客のお手伝いをするほか、お客とお客をつなぐなど、コンシェルジュのような役割も果たしている。また地域交流や健康に関する各種イベントも定期的に開催しており好評を得ている。

 やって来るのは高齢者だけではない。時には高校生が立ち寄り、孫と祖父母ほども歳が離れた2人が卓球で真剣勝負する姿も見られる。幅広い層が利用する商業施設ならではの光景だ。

 「こういった取り組みについては、中長期的な視点に立ち、活動を通じてお客さまの声を聞きながら、お役に立てることを1つずつ実現していくことが地域密着ライフスタイル総合(創造)企業の実現につながっていくと考えている」と橋本部長は説明する。

 「おとな・Re」コーナーに象徴される活動を推進するのが、

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