カクヤスグループ、業績予想を未定に修正 酒類提供停止で

ロイター
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カクヤス外観
酒類販売のカクヤスグループは12日、東京都に対する緊急事態宣言発令の影響を踏まえて2022年3月期連結業績予想を未定にすると発表した。

[東京 12日 ロイター] – 酒類販売のカクヤスグループは12日、東京都に対する緊急事態宣言発令の影響を踏まえて2022年3月期連結業績予想を未定にすると発表した。従来は売上高1040億円、純利益1億円を見込んでいたが、飲食店での酒類提供停止などの措置を伴う状況は想定を超えており、グループの業務用売り上げへの影響が大きく、「業績予想を達成するための条件が大きく崩れている」と判断した。

IR担当者によると、カクヤスグループの売り上げは東京都内が大部分を占めている。今回の緊急事態宣言では、対象地域で酒類提供を続ける飲食店と取引しないよう求める動きがあるが、対応について「正式な要請は受けておらず、現時点でコメントは差し控えたい」としている。

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