楽天西友ネットスーパーが関西に初の配送拠点、年内に稼働予定

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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大阪府に新設する「楽天西友ネットスーパー」の専用物流センター
大和ハウス工業が開発する延床面積約5万8000平方メートルの大型物流施設を全面的に借り受け、専用物流センターとして運営する

 楽天と西友は2月16日、共同運営する「楽天西友ネットスーパー」の専用物流センターを大阪府茨木市に新設すると発表した。楽天西友ネットスーパーは横浜市と千葉県柏市の物流センターおよび店舗から商品を出荷しているが、関西に配送拠点を設置するのは初めて。

 大和ハウス工業が開発する地上4階建ての大型物流施設「DPL茨木」(延床面積約5万8000平方メートル)の全フロアを賃借し、専用物流センターとして2021年内に稼働させる。

 新設する物流センターでは、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯で商品を保管できるほか、搬送などの自動化設備を導入し、倉庫内の作業を効率化する。これにより、当日配送枠を拡充し、関西地域における供給能力を強化する。

 新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要の増加もあり、楽天西友ネットスーパーの20年10〜12月の売上げは、前年同期比で39.9%増となった。

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