ヤオコー、イオン、ドラッグ4社の売場・価格を徹底分析 生鮮揃えたクスリのアオキは北関東で勝てるのか?

2020/12/10 05:50
調査・文=矢野清嗣

フード&ドラッグ大

クスリのアオキホールディングス(石川県/青木宏憲社長:以下、クスリのアオキ)は、北関東でも積極的な出店を行っている。ドラッグストア(DgS)や食品スーパー(SM)などの有力チェーンがひしめき合い、本拠地・北陸とはまた違った様相を呈するエリアだ。調査レポート②では、そうした激戦の地の1つである栃木県南西部の佐野市を訪れ、クスリのアオキの店舗とそれを取り巻く競合店の状況を調査した。

1㎞圏内に有力DgSとSMがひしめく

 クスリのアオキは近年北関東においても店舗網を拡大しており、栃木県には11月末時点で県庁所在地の宇都宮市や、JR両毛線沿線を中心に40店舗を展開。佐野市内では5店舗を営業する。なかでもDgSやSMとの競争がとくに激しいのが高萩店だ。

 高萩店は、JR両毛線「佐野」駅から直線距離で南東へ約2.3kmの場所に位置する。県道9号線と270号線が交わる交差点の近くにある、クルマ通りの多い好立地である。競合店としては、店舗から北へ約300m離れて「カワチ薬品佐野南店」、同700mの距離に「スギドラッグ佐野店」、同800mにはSMの「ヤオコー佐野浅沼店」と「マツモトキヨシ佐野浅沼店」が隣接して所在する。また、高萩店から東へおよそ1km行くと「イオンモール佐野新都市」があり、核店舗として「イオンスタイル佐野新都市」が営業。半径1km圏内に有力チェーンが軒を連ねる激戦区である。

店舗インプレッション①

クスリのアオキ高萩店
洗練された印象の鮮魚売場

 まずは高萩店から見ていこう。前述のとおり県道が交わる交差点すぐの場所にあり、売場面積は歩測で約550坪、処方せんの扱いがある。

 売場は正面から見て右側に約240坪の食品売場を展開。最前部は青果売場で、ほかの生鮮フルライン店舗同様に直営である。売場トップには

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