クスリのアオキ、岩手県の食品スーパー「ホーマス・キリンヤ」を吸収合併

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クスリのアオキホールディングス(HD)は1月4日、傘下のクスリのアオキが岩手県のローカル食品スーパー、ホーマス・キリンヤ(一関市)を吸収合併すると発表した。

 クスリのアオキホールディングス(HD)は1月4日、傘下のクスリのアオキが岩手県のローカル食品スーパー、ホーマス・キリンヤ(一関市)を吸収合併すると発表した。ホーマス・キリンヤの仕入業務を行っているフードパワーセンター・バリュー(同)も併せて吸収合併する。

 ホーマス・キリンヤは「フードパワーセンター・バリュー」「スーパーキリンヤ」の屋号で食品スーパー6店舗、「デイリーファッション衣料キリンヤ」の屋号で衣料品店2店舗を運営している。2021年7月期の売上高はホーマス・キリンヤが35億円、フードパワーセンター・バリューが12億円だった。

 クスリのアオキは、ドラッグストア777店舗、専用調剤薬局6店舗のほか、食品スーパー4店舗を展開している。21年11月には、クスリのアオキHDが福島県で食品スーパー4店舗を運営する一二三屋(いわき市)を買収すると発表。22年3月1日に一二三屋の全株式を取得した上で、クスリのアオキに吸収合併させる。ホーマス・キリンヤとフードパワーセンター・バリューの吸収合併も同日を予定しており、東北地方での地盤強化につながりそうだ。

 なお、クスリのアオキHDの22年5月期の連結業績は、売上高3380億円、営業利益163億円を見込んでいる。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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