ヤマザワ 第2四半期の営業利益は▲22.0%

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 ヤマザワが10月11日に発表した2024年2月期第2四半期決算(連結3月1日~8月31日)は、売上高が前年同期比0.7%増の506億円、営業利益は▲22.0%の5億円。四半期純利益については136.2%増の10億円を計上した。売上総利益率は0.6ポイント改善して27.8%。スーパーマーケット事業の売上高は0.9%増の441億円となった。

 「美味しさ」「地元(産地)」「健康」「便利(環境)」の4つを政策コンセプトに掲げ、商品そのものの品質の追求と付加価値を生む売り方に注力。「健康」をテーマにした商品開発や野菜摂取を促進する商品・売場づくりに取り組んだほか、価格優位性のあるニチリウグループのPB「くらしモア」や自社オリジナルの惣菜・日配商品の拡販にも力を入れた。4月に新規オープンした「川西メディカルタウン店」では、同社の最新フォーマットを導入。買物しやすい売場づくりと、簡単・便利・保存性の高い商品の品揃え充実を図った。また、既存店同様、出店エリアの特徴を踏まえ、地域の伝統的な食文化を重視し、地場野菜・地元加工商品の販売強化を行ってきた。

 一方、生産性向上と収益構造の改革については、効率的な業務遂行のためローコストオペレーション(DX推進)に努め、発注支援システムの導入・拡大、セルフレジの増設、新グループウェアの導入を実施。また、昨年度立ち上げたコスト削減委員会によるコスト削減の取り組みも進めた。

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