イオン、営業益最高=総合スーパー、10年ぶり黒字―8月中間決算

時事通信社
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イオンのロゴマーク
〔写真説明〕イオンのロゴマーク(時事通信社)

 イオンが11日発表した2023年8月中間連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比22.7%増の1176億円と、2年連続で上期として過去最高を更新した。人流回復で客足が伸び、プライベートブランド(PB)商品の販売も拡大。主力の総合スーパーが10年ぶりに黒字転換し、収益に貢献した。  

 PB商品は上期の売り上げが約4800億円、通期では1兆円規模になる見通し。吉田昭夫社長は記者会見で、「(物価高で)顧客は一層めりはりの利いたシビアな目で吟味する。商品、サービスの独自性がより重要になってきた」と述べた。 

 売上高に当たる営業収益は5.0%増の4兆7113億円と、3年連続で過去最高を更新。純利益は29.3%増の233億円だった。

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