外食売上高11.8%増=コロナ5類移行が追い風―5月

時事通信社
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都内 繁華街
大型連休中に帰省客やインバウンド(訪日客)の消費が好調だったほか、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが同月8日に「5類」へ移行したことも追い風となった。(i-stock/fazon1)

 日本フードサービス協会が26日発表した5月の外食産業売上高(新店を含む全店ベース)は、前年同月比11.8%増加した。大型連休中に帰省客やインバウンド(訪日客)の消費が好調だったほか、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが同月8日に「5類」へ移行したことも追い風となった。コロナ禍前の19年同月比でも7.6%増となった。

 業態別では、ファストフードが10.4%増。大型商業施設のうどん、ラーメン店などが好調だった。ファミリーレストランも、客足の回復傾向が続き12.0%増となった。ただ、人手不足で営業時間短縮を強いられたところもあったという。

 パブ・居酒屋は22.5%増。宴会の需要が戻りつつある。19年同月比では33.7%減と依然厳しく、コロナ禍による店舗数減が響いている。

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