ツルハHD、レデイ薬局株の第2回TOBを完了、子会社化へ

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ドラッグストア大手のツルハホールディングス(HD、札幌市)は、四国が地盤の同業、レデイ薬局(松山市)に対する2回目の株式公開買付(TOB)が終了したと発表した。

 5月に行った1回目のTOBで創業一族などからレデイ薬局の株式の14.63%を取得していたが、2回目のTOBで一般株主などから買い増し、所有割合を48.95%に高めた。最終的には所有割合を約51%にまで引き上げて、ツルハHDがレデイ薬局を連結子会社化する。子会社化の時期は11月頃を予定する。

 レデイ薬局には中四国を地盤とする有力スーパーのフジ(松山市)も約49%を出資しており、ツルハHDはフジと連携しながらレデイ薬局の経営に当たる。

 レデイ薬局の16年2月期の売上高予想は580億円、ツルハHDの16年5月期の連結売上高は4629億円を見込んでおり、単純合計で売上高は5000億円を超えることになる。

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