フジ

 愛媛県を地盤とし、四国4県のほか、広島県、山口県の中四国6県で店舗展開するリージョナルチェーンのフジ。「中四国くらし密着ドミナント」を標榜する同社は、大型ショッピングセンターや総合スーパー(GMS)、食品スーパー(SM)、ディスカウントストア、衣料品専門店など多様な業態を展開しており、2020年2月期末時点の総店舗数は97店舗となっている。

 20年2月期(連結)の営業収益は対前期比0.3%増の3134億円、営業利益は同9.4%減の64億円だった。多くのGMS企業と同じく、構造不況に苦しむ同社。営業収益は3100億円前後で足踏みしており、直近では2期連続で営業減益に沈むなど苦戦の様相を呈している。

 フジといえば、18年10月に国内小売最大手のイオン(千葉県)と資本業務提携を締結したのが記憶に新しい。19年11月にはフジ直営全店でイオングループの電子マネー「WAON」を導入するなど協業が着々と進んでいる。

 また、フジは19年5月、約70億円を投じ、マックスバリュ西日本(広島県)の株式7.6%(議決権ベース)を取得、イオングループと連携し、中四国ドミナントを深耕する姿勢を鮮明にしている。さらにフジは、20年3月に広島県福山市を地盤に11店舗を展開するSM企業のニチエー、同年4月には愛媛県松山市を本拠にSM4店舗を運営するサニーTSUBAKIをそれぞれ連結子会社化している。ローカルSMを取り込むことで、商勢圏のドミナントをより強固なものにしていく方針だ。

フジ小郡店

代表取締役社長 : 尾崎 英雄

売上高売上高
総利益率
売上高
営業利益率
売上高
販管費率
売上高
経常利益率
売上高
当期純利益率
320,867百万円23%2.2%25.7%3%1.2%

決算期:2022年2月 / 連結

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