【アークス】　営業利益微減も13期連続の経常増益を確保、14年２月期

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 食品スーパー大手のアークスが発表した2014年２月期の連結業績は、本業の儲けを示す営業利益が前期比0.2％の微減で134億円となった。営業減益はラルズからアークスに社名を変更した03年２月期以降で初めて。

 既存店売上高が0.9％減少したことに加えて、昨年と今年の新店増加などにより経費が膨らんだ。ただ、「アークスRARAカード」の東北展開に伴う手数料収入の増加などで経常利益は1.2％増の146億円と13期連続での増益を確保した。新店を含む売上高は4.7％増の4543億円だった。

 15年２月期は売上高が0.7％増の4575億円、営業利益が2.7％増の138億円を見込む。９月１日に予定している岩手県のベルグループとの統合効果は織り込んでいない。ベルグループと傘下のベルプラスの売上高は単純合算で406億円、営業利益は９億円（いずれも13年３月期）となっている。