【アークス】 販売管理費増で営業利益は12.2%減、3~5月期

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 食品スーパー大手のアークスが発表した2013年3~5月期の連結業績は、売上高が前年同期比8.1%増の1115億円、営業利益が12.2%減の29億円だった。

 既存店売上高が2.1%減と苦戦する一方、販売管理費が人件費を中心に13.1%増えた。改装や新規出店に伴い減価償却費や水道光熱費、店舗賃借料なども膨らんだ。期間中に子会社のエルディがカインズホームのフランチャイズとしてホームセンター3号店となる「星置店」、ジョイスが食品スーパー「盛岡西バイパス店」をオープンしたほか、ラルズは「ビッグハウス星置店」を「スーパーアークス星置店」に業態転換した。

 純利益は10.3%減の16億円だった。ラルズは7月3日、公正取引委員会から独占禁止法違反(優越的地位の乱用)の疑いで12億8000万円余りの課徴金納付命令を受けており、アークスは6~8月期でほぼ同額を特別損失として計上する予定。

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