【アークス】 課徴金納付で13億円の特損、独禁法違反の疑い

2013/06/13 00:00
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 食品スーパー大手のアークス(札幌市)は6月11日、公正取引委員会から独占禁止法違反に基づく排除措置命令書と課徴金納付命令書に関する事前通知を受け取った。アークスは「内容を精査、確認の上、今後の対応を慎重に検討する」としているが、公取委はアークス側の反論などを踏まえた上で正式に命令を出す。

 ラルズは優越的地位の乱用の疑いがあるとして2012年1月17日に公取委の立ち入り検査を受けていた。

 また、アークスは当日、課徴金納付に伴う損失に備え、2014年2月期第2四半期(13年6~8月)に13億円の特別損失を計上することを決めた。従来は14年2月期通期で76億円(前期比7.9%減)の純利益を見込んでいたが、これを63億円(同23.7%減)に下方修正した。

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