【そごう・西武】 自主企画商品の売上高、2年後に1000億円目指す

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 セブン&アイ・ホールディングス傘下の大手百貨店、そごう・西武では3月から団塊の世代など50~60代のシニア層向けのプライベートブランド(PB)商品の展開を強化する。

 同社のPB「リミテッドエディション(LE)」の新ラインとして、シニア女性向けの「LEパンツショップ」を西武池袋本店やそごう横浜店など基幹8店舗で展開。また、シニア女性向けのカジュアルウェアショップ「LE マテリアーレ」を基幹6店舗で展開する。

 紳士向けではアメリカ東海岸のスタイルをイメージしたカジュアルウェア「N.Y.C グッドマン・スタイル」を新たに立ち上げ、5店舗で展開する。

 標準的な展開面積は「パンツショップ」が30平方メートル、「マテリアーレ」が50平方メートル、「グッドマン・スタイル」が15平方メートル。価格は「パンツショップ」のパンツが7900~9900円、「マテリアーレ」のニットが8800~1万4800円、「グッドマン・スタイル」のカットソーが6800~1万6000円など。

 そごう・西武ではLEを中心にその他の独自商品や自主編集売り場商品を含めて2012年度に400億円の売上げを見込んでいるが、シニア向けの新ラインを強化することなどで14年度には1000億円を目指す。

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