【ツルハ】既存店好調で営業益は8.3%増、6~8月期

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 ドラッグストア大手のツルハホールディングスが発表した2012年6~8月期の連結業績は、既存店売上高が前年同期比2.2%増と好調に推移したことなどから、営業利益は8.3%増の63億円となった。

 節電対応などで販売管理費の伸びを抑えたことも増益につながった。店舗については国内で9店舗、海外で1店舗を出店する一方、10店舗を閉鎖したので総店舗数は1008店舗で変わらなかったが、全店売上高は7.2%増の880億円となった。

 新店や改装店舗では食品の売り場面積を広げるなどして取り扱いを強化しているため、食品の売上高は20.9%と大きく伸び、105億円となった。

 海外では7月にタイで1号店を出店したが、今後2年で10店舗にまで増やす計画。また、商品についてはプライベートブランド「エムズワン」の販売を強化、13年5月期の売上高を22.8%増の220億円にまで増やす目標を掲げている。

 13年5月期通期では91店舗を新設(14店舗を閉鎖)し、店舗数を1085店舗にまで増やす。通期の業績予想は従来と変わらず、売上高が5.8%増の3396億円、営業利益は6.9%増の203億円を見込む。

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