マルナカ会長に藤本氏、山陽マルナカ社長に栗本氏

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 11月25日付けでマルナカ(高松市)と山陽マルナカ(岡山市)を子会社化したイオンは同日付でこれら2社に代表取締役を派遣する人事を両社の取締役会で決定した。

 マルナカの代表取締役会長にはマックスバリュ西日本の会長だった藤本昭氏(60歳)が就任した。藤本氏は山陽マルナカの非常勤取締役を兼務する。一方、山陽マルナカの代表取締役社長にはイオン琉球の社長だった栗本建三氏(62歳)が就いた。

 マルナカ創業家の中山明憲氏はマルナカの社長にはとどまるが、山陽マルナカの社長を退き、代表権を持たない会長となる。イオンは総額約450億円でマルナカの株式の約95%、山陽マルナカの全株式を創業者一族から取得した。

 マルナカの会長となった藤本氏は1974年にジャスコ(現イオン)入社後、同社のSSM商品本部長などを経て、2006年からマックスバリュ西日本社長、11年からは会長を務めていた。また、山陽マルナカの社長となった栗本氏は71年にジャスコ入社、GM商品本部長などを経て05年から琉球ジャスコ(現イオン琉球)の社長を務めた。

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