コーナン商事、17年度3000億円の中期計画策定

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 コーナン商事の2015年2月期決算は、売上高2803億円(前年同期比2.4%増)、営業利益118億円(1.3%減)と、増収減益なった。

 ホームセンター11店、コーナンプロを5店出店するなど、積極的な出店が増収に繋がった。

 売上総利益は前期比1.9%増加したが、売上総利益率は円安による輸入商品の仕入価格上昇などにより35.7%となり、前期比0.2ポイント低下した。一方、販売管理費販売費は21億円増加したことなどから、営業利益は減益となった。

 2016年2月期は、ホームセンター6店舗、コーナンプロ1店舗を出店する計画で、業績予想は売上高2870億円(2.4%増)、営業利益120億3000万円(1.6%増)、経常利益100億円(0.6%増)、当期利益58億円(4.6%増)の増収増益を見込んでいる。

 なお、コーナン商事は2018年2月期を最終年とする、「中期経営計画(2015-2017)」を発表した。3年後の2018年2月期の数値目標は、過去最高の売上高3000億円超、経常利益は3年間で1.5倍の150億円とした。在庫と借入金の削減を行い財務体質の改善を図る。

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