【ヨーカ堂】全国4ヵ所目の農場を埼玉・深谷に、野菜栽培開始

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 イトーヨーカ堂は埼玉県深谷市で農業生産法人「セブンファーム深谷」を設立、野菜の栽培を始めた。1.5ヘクタールの農地でキャベツ、ブロッコリー、長ネギなど露地野菜を中心に栽培、初年度約90トンの収穫を見込む。

 栽培した野菜はアリオ深谷店など4店舗で販売、順次、埼玉県内の24店舗に販売を広げる。また、県内の9店舗から生ゴミを回収し、工場で堆肥化したうえで農場で使用する。

 セブンファーム深谷はヨーカ堂100%子会社のセブンファームが25%、ふかや農業協同組合(JAふかや)が25%、JAふかやの組合員生産者2人が50%を出資し、10月26日に設立。社長はヨーカ堂が出した。9月にキャベツ、ブロッコリーの作付けを開始している。

 ヨーカ堂はこれまで千葉県富里市、茨城県筑西市、神奈川県横須賀市でリサイクル型農業を開始、今回が4ヵ所目となる。2013年2月末までには全国10ヵ所に拡大する計画だ。

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