【イオン】次世代GMSモデル、イオン幕張店を改装オープン

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 イオンは2008年から本格的に進めてきたGMS(総合スーパー)改革の具体像として、次世代GMSモデルの1号店となる「イオン幕張店」を9月18日、改装オープンした。

 イオン幕張店はカルフールが日本を撤退する際に買い取った6店舗のうちの一つで、子会社のイオンマルシェが運営している。改装のポイントはグループの専門店を集積させたこと。1階ではペットショップの「ペットシティ」は売り場を1.7倍に拡大して動物病院も併設、自転車売り場「イオンサイクルショップ」も品揃えを広げた。2階にはイオン子会社が運営するSPA(製造小売り)型のカジュアル衣料売り場「トップバリュコレクション」、30代の女性向け生活雑貨専門店「R.O.U」の3号店を新設。そのほか、セルフと対面販売を組み合わせた靴専門店(子会社ジー・フットが運営)を導入、未来屋書店は中古本の販売・買取コーナーを併設して売り場を1.5倍に拡大した。

 イオンは今後、グループ420店舗のGMSのうち、ショッピングセンター(SC)の核店舗としてではなく、スタンドアローン(単独立地)で出店している300店舗強について、イオン幕張店をモデルに専門店集積型の売り場再編成を進めていく。SC内のGMSについても、テナント構成を考慮しながら、専門店を導入していく。

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