米アマゾン、データセンター向け半導体開発

2019/12/05 09:44
    ロイター
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    12月3日、米アマゾン・ドット・コムは、データセンターのサーバーに使う、より強力な半導体を設計したと発表した。写真はニューヨークのアマゾンのオフィス。5月1日撮影(2019年 ロイター/Carlo Allegri)

    [3日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コムは3日、データセンターのサーバーに使う、より強力な半導体を設計したと発表した。市場を牛耳る米インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)に挑戦を突き付ける。

    これは「AWSグラビドン2」で、ソフトバンクグループ傘下の英アーム・ホールディングスの技術を用い、前の「グラビドン」と比べて処理速度が7倍速いと推定されている。

    ロイターは先週、アマゾンがクラウドコンピューティングサービス部門、アマゾンウェブサービス(AWS)向けの半導体設計を目指していると報じていた。

    データセンター向け半導体はクラウドコンピューティングに利用され、大きな商機として現在急速に伸びている分野。

    この新型半導体により、アマゾンは利益の上がるクラウド事業でインテルとAMDへの依存を減らすことができる。

    現在、サーバー向け半導体市場のシェアは、インテルが90%、AMDが残りの大半を占める。

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